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本日は大阪市旭区に特殊清掃にいってまりました。

こんばんは、弊社テゴットにて特殊清掃を担当させて頂いている大西です。

本日は、大阪市旭区に特殊清掃にいってまいりました。

 

大阪府大阪市の東北部に位置する旭区は大阪市という都会的なイメージを保ちつつ、

しかも、閑静な住宅が多く存在する2つの顔をもつ都市です。

あの有名な大阪を代表する淀川が北側を流れており、

その淀川を超えると北西には新幹線の主要駅『新大阪駅』が目の前にあります。

旭区は面積的にはそれほど広くないですが 人口は約9万人です。

鉄道の交通面は非常によく、大阪市営地下鉄谷町線と今里筋線、

京阪電気鉄道京阪本線の3線も通っています。

中でも、京阪電気鉄道京阪本線は京橋駅(大阪環状線駅)や

淀屋橋駅(大阪市営地下鉄御堂筋線)みなどを通るため、梅田や

なんば、天王寺の都心にも出やすいので非常に便利です。

 

そんな大阪市旭区の文化住宅にお住まいの方のご親族の方よりご連絡をいただきました。

ここ数年体調がすぐれないというのはちょくちょく聞いていたが、実際会ってみると

ピンピンしていたのでまぁ口だけで、本当は元気なんだろうなと思っていたんですよ。

だから、ここ何カ月は連絡がくることもなかったんですが気にかけることもなく日々過ごしていたんです。

そんなある日、父が住んでいる文化住宅のオーナーだという人から連絡が入ったんです。

家賃が2ヶ月分滞納しているから払ってほしいとのことでした。

私は状況が飲みこめなかったので、とりあえず、本人に確認すると言って、

その時は電話をきりました。

そして、すぐに父に電話をしました。

しかし、コール時に電話に電源がはいっていないとの通知がありました。

その時は充電し忘れてるだぐらいにしか思ってなかったのですが

翌日、再度電話をしてみたんですがその時も電話の電源が入っていないとのことだったので、

しびれを切らして、父のところに向かいました。

時計は20時を回っていたので夏場でしたが日はとっくに暮れていました。

しかし、照明はついておらず扉も鍵がかかっていました。

その時も電話をかけましたが電話の電源がはいっていませんでした。

どこかに出かけてるのかも知れないと思い、中で待ってみよう。

そう思って、もっていた合いカギで中に入ろうとおもいまいした。

しかし、扉を開けた瞬間その異様なまでの臭気に頭がおかしくなりました。

直ぐ様外に扉を締め、何が起こったのかを考えました。

そして、ひとつの答えにたどりつきました。

父はこの中で死んでいるのだと・・・・・。

鼻をハンカチで覆い、中にはいりました。

そして電気をつけると見るも無残な姿の父がベッドで死に絶えていました。

それを見るや否や、すぐ外に飛び出しました。

一体どうしたらいいんだ・・・・。

頭の中は真っ白になっていました。

それから1時間くらい経っただろうか

ふと我に戻り、冷静になり、

警察に電話しなくてはと思いました。

あとのことは警察がいろいろとしてくれました。

事件性はないとのことででしたので、遺体を令案室から葬儀やへ移動し

葬儀を終えることができました。

葬儀の場には文化住宅のオーナーも参列してくださいました。

この度はご愁傷様でした。息子さんも大変ですな・・・。

ところで家賃や住居の復旧の方は何かめどがったとるのかね?

とやはりそのことを話始めました。

その場ではお話しすることもできなかったので後日お伺いしてお話ししました。

家賃はすぐ支払いましたが、住居についてはどうしていいか分からない状態だど話すと

オーナーから1枚の緑色のチラシを渡されました。

(それは今回お世話になる テゴットさんのチラシでした。)

ここに連絡してみなさい。

私はわらをもすがる思いで、すぐ連絡しました。

受付の方は親切丁寧に今後の流れを説明してくれました。

そしてまず、状況確認をして現地にて見積りをしていただけるとのことでした。

状況が状況なのでできるだけすぐ来てほしいというと、

すぐ対応していただけるとのことで

翌日の朝に見積もりにきていただけました。

 

まず、とびらを少し開け中の状況を目視しました。

扉の前で手を合わせ故人様のご冥福をお祈りしたあと、

お見積りに移りました。

案の定、なかには無数のはえが飛んでいて臭気もものすがかったので

まず防毒マスク、防護服をきて中の状況を確認しました。

一通り、荷物量と遺体痕の状況などを確認し、お

見積もりを提示いました。

 

状況が状況なのである程度覚悟していたのですが、

今後の復旧内容と詳しい説明に加えて料金が明朗会計だったこと

また、担当の方がとても礼儀正しかったことが依頼する決めてとなりました。

そして依頼後に作業もすぐ対応していただけました。

作業は3名で行いました。

作業前に扉の前で手を合わせ故人様のご冥福をお祈りしました。

中は濃い臭気が充満していたので防毒マスクおよび防護服を着用して作業いたしました。

さらに、中にはハエが飛びまわっていたので、殺虫剤を散布し、

ハエが落下してたのを確認してから初期消毒をおこないました。

まず、なかに散乱しているゴミや雑誌などをかたづけていきました。

それから中のタンス、家電を片付けていきました。

すべての荷物を片付けたあとに壁紙を剥がし、

遺体痕の床をすべて剥がしました。

そこから一週間、消臭機を導入し、消臭いたしました。

消臭が確認できたところで、壁紙と床の復旧をいたしました。

最後にお客様と管理人様に中を確認していただき、

作業終了となりました。

お客様は私の手を握りしめて、何度も何度も頭を下げてくださいました。

 

一時はどうなることかと思いましたが、すべてが完了した瞬間おもいました。

テゴットさんに頼んでよかった。

私の目に狂いはなかったと・・・。

正直あの部屋がここまできれに、そして無臭になるなんて

信じられなかったです。

ありがとうございました。

 

お客様は指が折れそうなほど、強く・・・強く・・・

私の手を握っていました。

今回もまた、いいことをしたのだと実感する瞬間でした。

これからも、もっと頑張って行こう!!

我々にしかできないことがまだまだあるのだから・・・。

 

【作業報告】

作業現場:大阪市旭区

作業人数:3名

作業時間:5時間

消臭作業:約1週間

壁紙張り替え:1日

床張り替え:半日

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