茨木市では特殊清掃業者の利用が増加

茨木市でも特殊清掃が求められています

茨木市には高齢者がいる世帯をはじめ、高齢者夫婦だけの世帯や高齢者のみの独居世帯が増えています。
この割合は年々増加していくと予想されており、現時点でもすでに高齢者の孤独死が発生しているのです。
孤独死する人の多くは家族が遠方にいて定期的に連絡を取っていない場合や、全く身寄りがないケースが多々あります。
そのため発見されたときにはかなり遺体が腐敗していることも多く、腐乱臭が室内にこもったままになっていることも珍しくありません。
そんなひどい状態になってしまったら、どこからどう片付ければいいか見当もつかないでしょう。
むしろ素人が片付けるのは危険が伴うことも考えられますので、迷わず特殊清掃のプロに依頼するのが賢明です。

 

専門家だからこそできる段階的な特殊清掃

腐乱した遺体からは時間が経つごとに体液が染み出し、床や壁などに汚れやカビを発生させます。
また腐敗臭も相当強い物になりますので、まず特殊清掃を行うためには部屋に入れるように準備することが必要です。
専門スタッフが二酸化塩素を用いて室内の異臭を消臭し、さらに二酸化塩素は消毒も可能ですので、ここで第一段階の消臭と消毒を行います。
そうしておいてから本格的な特殊清掃に取り掛かるわけですが、遺体の周辺には害虫が発生していることも多々あります。
遺体を片付けながら染み込んだ体液などを取り除き、腐敗物が付着した物をすべて運び出します。
室内に家具などがあるままだと、害虫の駆除も隅々まで清掃することもできませんので、特殊清掃を行うにはまず室内のすべての物を運び出す必要があるのです。
そして第二段階として特殊清掃用の薬剤を壁や天井、柱の陰や壁の隙間にまで噴霧し、完全に臭いが消えるまで消臭と消毒・除菌作業を繰り返します。

 

害虫駆除は特殊清掃に欠かせない

遺体が腐乱して時間が経過するほどに、害虫は大量に発生していきます。
ウジが湧くとハエになり、ゴキブリやネズミなどは格好の餌を求めて集まってきます。
一度部屋に害虫が巣食ったが最後、ネズミ算式に増えていくため、害虫駆除は徹底的に行う必要があります。
しかし通常の殺虫剤では効き目が弱く、完全に駆除しきることは大変厳しいと言わざるを得ません。
特殊清掃なら害虫の種類や発生場所に適した薬剤を用いて、最適な方法での駆除を行うことが可能です。
人体に影響のない薬剤を使用するのが特殊清掃の強みですが、害虫が大量にいる場合は強い薬剤が必要となることもあります。
そんなときは依頼主の了解を得てから行ってくれますので、安心して任せることができます。

 

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