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本日は大阪府枚方市に遺品整理に行って参りました。

こんばんは、弊社テゴットの遺品整理士 大西です。

本日は大阪府枚方市に遺品整理に行って参りました。

今回のお客様はとても、病んでいらっしゃいました。

お母様とお父様を事故で亡くされて心の整理が付かない状態だったと

おっしゃっられておられました。

それは、3ヶ月前のことだったといいます。

その日はご依頼者様のご両新は銀婚式の日だったそうです。

お客様は目一杯の感謝の気持ちを込めてご両親に海外旅行をプレゼントしたそうです。

 

しかし、不運にも旅行の帰り中、事故に巻き込まれてしまい、ご両親は見るも無残な姿となって帰還したそうです。

プレゼントした旅行での事故だったためにその悲しみは計り知れないものだったと思われます。

お客様は毎日、ご実家のご両親との団欒の食卓に座って思い出にひたっていたようです。

そして時折、後悔の念におそわれていたそうです。

しかし、これではいけない両親と決別しなければ・・・。

そう思ってご連絡をいただいたようです。

 

その時、たまたま投函してあった弊社テゴットのチラシをご覧いただいたそうです。

大阪府枚方市のご実家にお伺いすると

お客様が出迎えてくださいました。

ただ、やはり声に張りがなく元気が著しくないように感じました。

私は玄関で手を合わせてから中にお邪魔しました。

お話しを伺うと、ご実家を処分することを決められたようで、

その前に遺品全てを処分されたいとのことでした。

そして、遺品といつまでも暮らしているとご両親に申し訳ないという強大な呪縛から

逃れられないのだとおっしゃられていました。

ご実家は荷物などは整った状態で特に荒れている状態ではありませんでした。

処分の荷物量としては2tトラック4台分といったところでした。

ご両親が亡くなられてからはご実家のものは一切整理されてないとのことでしたので

処分の前に重要書類や貴重品などの探索もしてほしいとことでした。

お見積りを提示させていただくと、

小さな声でお願します。という返事をいただきました。

 

作業当日スタッフ5名で大阪府枚方市のお実家にお伺いいたしました。

作業目に手を合わせてからまず遺品の探索を開始いたしました。

探索時間は約2時間程度で終了しました。

見つかった、現金や貴金属、銀行の通帳や印鑑、土地や家の権利所などは

その場でお客様にお渡ししました。

そして、アルバムもお渡ししましたが、これを受け取ってしまうとまた、忘れられられなくなるとのことで

処分をご依頼になられました。

 

探索を終えてからまず家具の中の物を段ボールに詰めトラックに運びました。

最後にタンスや食器棚、冷蔵庫、を運び出しました。

運び終えたあとは、掃き掃除と拭き掃除のサービスをさせていただきました。

その後にお客様に各部屋を確認してもらい。

遺品整理すべての作業が完了いたしました。

これで、心の整理も1つできたように思います。

ありがとうございました。

お客様は小さな声でそうおっしゃられました。

そして私の手を強く握られました。

声こそ小さかったのですが、その声はどこかさわやかな響きがありました。

 

お客様はどれほどの悲しみを背負っていたのだろう。

それは我々には計り知ることは難しいです。

しかし、それを今回の遺品整理を通じてその一部でも取り除くことが出来たのは。と思っています。

今回のように亡くなった方への悲しみの呪縛からお客様を解き放つのも また

我々の行ってゆくべき使命なのだと実感した瞬間でした・・・・。

 

【作業報告】

作業現場:大阪府枚方市

作業内容:遺品整理

作業人数:6名

遺品探索:2時間

引取作業:5時間

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