[守口市Kさんからの質問]遺品整理を行う場合の注意点は？

遺品整理は大変なことという覚悟が必要

遺品整理をする場合の注意点として、そもそも遺品整理という作業は通常の不用品処分作業とは全く異なる物だという意識を持たなければならないということです。
それというのも、遺品として遺された品物の中で残す物はほんの少しで、大部分は処分する品になるからです。
毎日の生活で知らないうちにたまってきた不用品なら、徐々に処分していくことができますし、たいていは分別ゴミで捨てられますし、大型ゴミに依頼して片付けることもできるでしょう。
それにひきかえ遺品整理の場合は、よほど価値のある物か、たまたま買ったばかりといった家電製品などを除けば、ほとんどが手放すという選択になります。
重い家具に家電製品から、こまごまとした日常の品まであり、どこから手をつけるべきかで悩むことになるのが遺品整理なのです。
さらに、すべての品を一気に片付けなければならないというところが、不用品処分とは最大の相違点であり、ぼちぼち片付ければいいやが通用しない覚悟を持つことも求められます。

思った以上にうまく進まない遺品整理

家族が亡くなった場合、まずは自分で遺品整理に着手してみるという手もあります。
離れて暮らしていた高齢の親が亡くなった場合には、親の家に行って遺品整理を行わなければなりません。
とりあえず小さな物から片付け始めるかということで、キッチンで使っていた品から着手し始めたら、おそらくキッチンだけで1日かかるか、もしかすると1日かかっても終わらないかもしれません。
キッチンにはプラスチック素材の物や金属製の物、さらにはどちらにも当てはまらない物から、何に分別すればいいかわからない物まであるからです。
陶器やガラスの食器類を普通ゴミとして出すことはできませんので、分別作業を行うだけでも一苦労です。
物が多い場合には収拾不可能な状態となり、キッチンだけでこんなことになるということは、家全部となるととても無理という気になるでしょう。

遺品整理業者だと思い通りの遺品整理ができる

不用になった品の回収作業をしてくれる業者に依頼すれば、広さや量に応じた人員で作業に取り掛かってくれます。
分別作業は手慣れた物ですし、遺品整理士がいてくれる場合は、できれば供養してから処分したいという品も安心です。

質問者Kさんが住む守口市内が対応の業者で、遺品整理士が作業にあたってくれる業者は必ず見つけることができるでしょう。大阪全域で遺品整理業者を探すことがポイントで、多少遠くになっても、納得できる業者、信頼できる業者に依頼するのが一番です。